はじめに

 大阪府立大学で本格的な情報基礎教育が1998年に始まって以来、
7年間応用生物化学科の担当をさせてもらいました。
今年、2005年度に生物情報科学科が発足し、工学系の若い教員と
同席するようになったので、 情報基礎の教育から身を引くことにしました。
この分野は、日々技術革新があり、還暦を超えた身には少し無理があると
感じたので、 そのようにさせてもらいました。

 この7年間は、新しい技術を取り入れそれを教育に活かすことが先で、
自分のホームページのポリッシュアップを本格的にしたことが有りません
でしたが、 情報基礎教育をはずれたことで幾分余裕が出来たことと、自分
に必要なサーバーの立ち上げがほぼ完成したことで今回、自分のHPの整備
をすることにしました。

 大学のサーバーに載せる教員のホームページには、主な役割として本学学生、
高校生、および一般社会への情報発信があります。
そこで目次にあるような内容を設けました。
1)授業に関する情報は、本学の学生、および高校生に対する情報で、
  余裕があればこの7年間に情報基礎で意図してきたことも書き加えたいと
  思います。
2)研究室の情報は、生体情報化学研究室の岩城先生指導下に学生により
  運営されている研究室のホームページと重複しない部分を記載したいと
  思います。
3)研究業績は私が関係したすべてを網羅しておきます。
4)プロフィールには、和田野という人間像を想像していただく資料を
  おきます。
5)覚え書きには、研究室の学生が利用できるのではないかと思われる資料を
  掲載したいと思っています。
6)マニュアルの訳について
  最近はコンピューターシミュレーションに嵌っています。光合成で炭素固定初
  発酵素であるルビスコを大腸菌で大量に作り出せる状態になり、その構造と機
  能の関わりを実験とコンピューターシミュレーションで検討することを大学での最
  後の研究課題にしようと思っています。覚え書きのAutoDockの項にも書きまし
  たが、自分が使う課程で教えることを考えるとマニュアルの訳は避けて通れな
  いと思われました。そこで次々とマニュアルの訳を載せることに成ってしまいま
  した。単に訳だけでなく、私が大学のシステムで使うときに必要に成ったことも
  含めてマニュアルのなかに書いておきます。


中には学内だけの情報も有るはずで、その場合は制限を加えます。