生体情報化学

1.担当者

応用生物化学科 和田野 晃

2.授業目標

生命現象を各種情報の伝達の過程として把握することができる。 生命現象の中で、 諸種の代謝過程が滞りなく進行するのは、 それら情報伝達が制御されているからである。 これら情報のやりとりを化学的側面から理解することを目標とする。

3.授業の概要 生体の情報伝達と関わりの深い生化学の側面を基礎から解説する。代謝学の基礎、生体膜構造と脂質、電子伝達系、光合成エネルギー伝達などを通して、情報伝達の特性と授受の様式の基本を整理し例示する。
4.テキスト ホートン生化学、 鈴木紘一他訳、東京化学同人
5.参考書 ヴォート:生化学、 東京化学同人
生化学辞典、 東京化学同人
理化学辞典、 岩波書店

6.関連科目

生化学、 生理学、 生態学、 分子生物学
7.試験・成績評価 期末試験、 レポート